「岩田さん」(ほぼ日イトイ新聞・編) 岩田さんになぜか憧れる
2015年に急逝された任天堂の岩田社長(当時)について糸井重里のほぼ日イトイ新聞に掲載されているインタビューやコメントを編集した本です。
岩田さんは元々エンジニア(プログラマー)出身で、任天堂の社長になってもその感覚を維持した発言が、他の会社の社長には感じない魅力だった。また、物事に対する捉え方がいい意味で素直で自然な感じがします。
物事って、やったほうがいいことの方が、実際にやれることより絶対多いんですよ。だから、やった方がいいことを全部やると、みんな倒れちゃうんです。
ですから、自分たちは何が得意なんだっけ、ということを自覚した上で、「何は、何より優先なのか」をはっきりさせること。順番をつけること。それが経営だと私は思います。
任天堂の社長になるまでは、HAL研究所の社長でもあったけど、実際に手を動かしてプログラムをしていたっていうのも素敵だ。
自分も今はコンサルっぽい仕事をしてパワポばっかり書いたりプレゼンしたりすることが多いけど、本当はじっくりと腰を据えてプログラミングしたいですね。プログラミングって本当に知的で創造的な仕事だと思うし、そうでないと面白くない。岩田さんは私の永遠の憧れだわ。
岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 [ ほぼ日刊イトイ新聞 ] 価格:1,836円 |